ロシア革命において、ロシアの共産主義者たちはロシアを資本主義の発展が「おくれた」社会と規定し、その一人であるレーニンは、労働者と農民の同盟による帝政の打倒を目指す民主主義革命を経て、プロレタリアートによる社会主義革命を目指すという、二段革命論をとなえた。これはそれぞれ、二月革命と十月革命に相当する。
中国革命においては、中国共産党などは、外国帝国主義に支配され、同時に半封建的な社会段階にある中国においては、直接社会主義革命をおこなうのではなく、労働者と農民の同盟による反帝国主義・反封建制をかかげる民主主義革命を徹底したのち、社会主義に移行するという二段階革命論をとなえた。これはそれぞれ、辛亥革命の徹底および対日戦争の勝利と、国共内戦に相当する。
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またベトナムでは、南ベトナムの非共産勢力を含めたベトナム戦争で米仏の植民地主義を追放した後に、北ベトナム主導の社会主義化が進められた。
戦後の世界の共産主義運動においては、二段階革命戦略をとる共産主義政党は「おくれた国」に限定されるとして、ヨーロッパなどの「発達した資本主義国」の共産党ではほとんどが社会主義を直接めざした。